理念に頂き、体現する。
高度専門職としての矜持を示し続けます。
私たち看護部の最大の役割は、訪問看護ステーショントータルケアにおける訪問看護です。高度専門職として「看護のチカラ」を患者様に届けることで、Le-caldo(リカルド)が理念に掲げる「三つの看護の力」を体現しています。在宅医療を担う訪問看護ステーションのニーズが高まる中、24時間365日実際に稼働している訪問看護ステーションは十分とは言えず、訪問看護師の育成も社会全体で追いついているとは言えません。私たちは、地域の医療需要をカバーし、患者様と訪問看護師にとって良い循環を維持できる体制を整えるためには看護の質の向上が重要であると考えています。そのため、看護師教育に注力しています。
未来を見据え来るべき時代に備えること、日本が直面する地域の社会課題を改善すること、私たちは、看護師が時代の先導者としての役割を担うことが出来ると信じています。様々な働き方の中、Le-caldo は全ての看護師へのサポート体制を整えています。看護師が活躍するフィールドを広げ、より多くの方に「看護のチカラ」を届けられるよう邁進してまいります。
Le-caldoから地域へ、
私たちが子育てをするすべての人たちを支えます。
子育て中であっても、Le-caldo(リカルド)が運営する訪問看護ステーションで働く看護師が、専門職として「看護のチカラ」を十分に発揮できるように、保育部門が立ち上がりました。コロナ禍で潜在看護師の存在に注目が集まり、お子様を預ける先が見つからないため仕事に復帰できずにいる看護師が多くいることが明るみに出ました。看護師が働きたいと思う気持ちをあきらめないでいただきたいという思いから、私たちはお子様をお預かりすることで、看護師とそのご家族を支えます。
時代の進行とともに、人々の働き方や家族形態は多様化しています。今や保育園は単に子どもを預かるというだけでなく、地域で子育てをするすべての人にとって必要不可欠な存在です。子育てをしていると、心細く思うことがたくさんあると思います。ベビーカーでの移動に困難を感じたり、電車やバス等で赤ちゃんが泣きやまなくて困ったり、子どもが周囲のご迷惑にならないか気にしたり……日常のことから、保活や進学をどうするか、習い事選びに教育費の心配等、子どもの未来へのことまで多種多様な悩みが付きません。私たちがお子様をお預かりすることで、一時でもそういった悩みから離れて過ごしていただきたいと思います。ケアの担い手である看護師にも、自分のためだけのゆとりの時間は必要です。そうすることでまた看護師が患者様へのケアに晴れやかな気持ちで向かえるようになると考えています。
ステーションの片隅でお子様をお預かりするところから始まった当事業ですが、次第に利用者が増えたことによりこの度企業内保育園として新たにスタートすることとなりました。Le-caldoの運営する訪問看護ステーションで働く看護師はもちろん、地域の方々にとっても気軽に利用できる保育園でありたいと願っております。
会社全体の価値向上をミッションとする、Le-caldo 縁の下の力持ち。
看護師が安心して訪問に向かい、患者様へのケアに集中できることが、患者様の満足度だけでなく会社全体の価値の向上につながります。私たち事業部は、看護師が看護の仕事に全力で取り組める仕組み作りを行い、組織として一丸となって支えることを最大のミッションとしています。
私たちの訪問看護ステーションは「看護師のみ」の単体ステーションとして運用しつつ、緊急時のみ24時間365日対応ではなく、定期訪問を含む完全な24時間365日体制でサービスを実施しています。その中で、看護師が看護業務に集中できるようにコールセンターを運営し、訪問中の電話対応でケアが中断しないよう支援しています。コールセンターは患者様、ご家族様からの問い合わせ対応だけでなく、病院や他事業所との連携も行います。これらが円滑に行われるよう、コールセンターも24時間365日稼働しています。
また、事業部では介護報酬、診療報酬の請求業務のすべてを行っており、看護師が請求業務に関わることはありません。訪問看護指示書、カルテ、その他必要書類の受け取り、管理等も事業部の仕事です。訪問で使う車の整備点検や各種消耗品の手配、ステーションの清掃と環境整備等ありとあらゆる業務を行い、看護師が患者様へのケアに専念できるよう支えています。